チェンゲ號「よろしく頼む」
ネオゲ號「おう…つうかどういう事だ神さん」
ネオゲ隼人「こいつは別世界のお前だ」
ネオゲ號「わけわかんねえな」
ネオゲ隼人「因みに性格も顔も違うぞ。同位体の人間がいても、周囲の環境で性格や嗜好は変化する」
ネオゲ號「余計わかんねえよ」
ネオゲ隼人「だからお前と同じ立ち位置にいるけどお前とは違うんだって」
ネオゲ號「うーーーー」
チェンゲ號「あのな、さくらんぼってあるだろ」
ネオゲ號「ああ」
チェンゲ號「二つの実がひとつの枝で繋がってるのあるだろ」
ネオゲ號「うんうん」
チェンゲ號「ふたつの大きさが違う時あるだろ?そういうことだ」
ネオゲ號「ああ!なるほど、そんならわかるわ」
ネオゲ隼人「(性格は違うが発想の次元は一緒だな…)」

ネオゲ號「で?何しに来たんだお前」
チェンゲ號「ゲッターとリンクしに来た」
ネオゲ號「なんだそりゃ」
チェンゲ號「お前んとこの真ゲッターからこちらの世界の真ドラゴンにSOSが来た。機体の状態が良くないそうだな」
ネオゲ號「確かにここんとこメカニックが調整ばっかしてたけど、原因が解らないとか言ってたぞ。つうかそんなん出来るのかこいつら」
チェンゲ號「リンクしてるのは次元の果てだから時間がかかったけどな…アクセス」
ネオゲ號「その線で人間と直接接続できるのか、すげーなあ。つうかメカの意味ってあんのかこれ」
チェンゲ號「いや俺人間っぽいけど人間じゃないし」
ネオゲ號「ええ?マジで??」
チェンゲ號「ああ、クローン体だ。由来は明かせないけど」
(※チェンゲ號は自主的にパラレル世界間の情報を制限してます)
ネオゲ號「そうなのかー。よくできてると思うぜ(しげしげ)」
チェンゲ號「…」
ネオゲ號「あ、わりい気にしてることか」
チェンゲ號「…いや、ありがとう」
ネオゲ號「?」
ネオゲ翔「(うちの山猿に比べると随分ナイーブだな。クローン体とはいえ、この神経でよくゲッター乗りなものだ)」

チェンゲ號「…………(リンク中)」
ネオゲ號「(ずっと黙ったままだな…動かないし…)」
チェンゲ號「………(深くダイブ中)」
ネオゲ號「(…暇だ…)ふあーあ…」
チェンゲ號「………(さらに深くダイブ中)」
ネオゲ號「(こいつ良く見ると肩幅あるけど腰辺りとか割と華奢だな)」
チェンゲ號「さらに深くダイブ中)」
ネオゲ號「こちょこちょこちょこちょ(脇をくすぐる)」
チェンゲ號「ーーーーーーーっ!!!!」
ネオゲ號「あ、わりいやっぱそこは弱いとこなのか」
チェンゲ號「…!…!!!(悶絶中)」

ネオゲ號「で?どうだった」
チェンゲ號「起動できない位ゲッター線の数値が低い。どこかにエネルギーパイプの劣化か破損があるな」
ネオゲ號「漏れたらわかんねえもんなのか?」
チェンゲ號「微量だから外から見つけるのは難しい。外装を外して探査機で検索してくれ。大体の位置は図面に書いた。これだ」
ネオゲ號「お、サンキュー。じゃあこれ整備班に渡してくるわ(タッタッ)」
チェンゲ號「(野性味があるけど、人好きのするいい奴だな。俺とは随分違う)」

食堂
ネオゲ號「がーい、こっちだー」
ネオゲ凱「おー、ああこの人が例の。話には聞いてます、はじめまして大道凱です。この山猿と冷血女のチームメイトです。
      この山猿、なんか迷惑かけてません?こいつ、なんか神経がかなり他人よりぶっといみたいなんですよ。
      でも悪い奴じゃないんで許してやって下さいね。」
ネオゲ號「ひっでー言われようだなコラ、もうなんかしでかしたみたいな言い方はよせよ」
ネオゲ凱「あれ?まだなのか?出会い頭にジャーマンスープレックスホールド掛けたり、作業中にキン肉バスター掛けたりしなかったのか?」
ネオゲ號「するか、だいたい今日が初対面だぞ」
チェンゲ號「はじめまして。作業中にわきをくすぐられるのはあったが、基本的に問題ない。割と親切でいい人間だと感じた。
       おおらかだし人見知りをしない。俺にはない要素だ」
ネオゲ號「おお、そう言われると照れるなー」
ネオゲ凱「表現に気を使ってもらってるのに気づけよ!」
チェンゲ號「大道の趣味は…(ちらっ)大食いか?」
ネオゲ凱「よくわかるな、あとネットゲームとPCの自作」
ネオゲ號「この体格見りゃ大食いは予想つくだろ!そんでその持ってきたメシの量!かつ丼と天丼同時に食って蕎麦食って、握り飯三個って
満腹中枢おかしいんじゃないのか」
ネオゲ凱「うるせえな、味にはこだわりがあるんだぞ!ここのはうまいの!」
チェンゲ號「(こっちの凱の方が横に体格がいいな、好きな食べ物に違いがあるのかも)」

ネオゲ竜馬「なるほどこいつがお前の…なんだっけ」
ネオゲ號「他の製綱へかいの…なんだ?あれ?」
チェンゲ號「他の並行世界の同位体だ。よろしく頼む」
ネオゲ竜馬「あんまり似てないな」
ネオゲ號「そっかー?自分じゃよくわからねえな」
チェンゲ號「俺にもうまい判断がつかない」
ネオゲ竜馬「身長はおんなじくらいか」
ネオゲ號「そうそう、でも胸板がな」
チェンゲ號「地下レスリングって鍛えるもんなんだな」しみじみ
ネオゲ竜馬「うちの號は割と筋肉付いてるよなー」
ネオゲ號「お前は体当たりでもしたらポキっと行きそうだ」
チェンゲ號「そんなことはないと思うが」
ネオゲ竜馬「じゃ、試しに技でもかけてみろよ」
ネオゲ號「おうわかった、いくぜ、必殺!全力サバ折りいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」ボキボキボキボキ
チェンゲ號「ん”ーーーーーーーー!!!!!!!!!」ダラーン
ネオゲ竜馬「あれ」
ネオゲ號「気絶した?おーい」ユサユサユサ
ネオゲ翔「…お前は、加減というものを知らんのかーーーーー!!!!」すぱーん!
ネオゲ號「いってーーーー!!木刀で殴り付けんな!!!」
ネオゲ翔「流さんも流さんです!止めてくださいこんな奴!!」
ネオゲ竜馬「はは、すまん、いやガキどもの喧嘩なんて微笑ましいなと思ってよー、つい」
ネオゲ翔「まったく…(この人大いにずれてるんだよな…)」
チェンゲ號「(あわぷくぷくぷぷぷう)」

チェンゲ號「――俺が出来るメンテナンスは以上だ、後のケアはこの報告書に書いてある」
ネオゲ隼人「解った、こちらの技術者で対応する。足労掛けたな」
チェンゲ號「ところで」
ネオゲ隼人「?」
チェンゲ號「竜馬に聞いたところによると、お前には気が強い妻と二人の子供がいるということだが」
ネオゲ隼人「それがどうした」
チェンゲ號「一つ忠告する。お前の顔の傷跡について」
ネオゲ隼人「ああこれか、興奮すると浮き上がってくるが、普段は何とも…」
チェンゲ號「40過ぎたら浮き上がったままになる」
ネオゲ隼人「嘘」
チェンゲ號「第一印象はかなり悪い上、元の人相の悪さも相まってかなり恐い顔になる」
ネオゲ隼人「えええ」
チェンゲ號「なんと言うか、子供受けがすごく悪い顔になる。特に女の子の」
ネオゲ隼人「…そ、それがどうした」
チェンゲ號「お前の娘、まだ3歳だと聞いたが、今の年齢から逆算すると、反抗期真っ最中にその怖い顔になる」
ネオゲ隼人「…と、いうことは…」サー…
チェンゲ號「お前は娘に『こんな恐い顔のお父さんなんかいらない!』とか言われると思う」
ネオゲ隼人「(ガクガク)そ、それで、俺にどうしろと」
チェンゲ號「いやどうしようもないだろう」
ネオゲ隼人「…いやだ、娘に嫌われるなら恐竜帝国の拷問でもくらってる方がまだましだ」
チェンゲ號「とりあえず頑張れ、あ、医者とかエステとか行ったらなんとかなるかもな」
ネオゲ隼人「警告には感謝する」ふらふら
チェンゲ號「ああ(まあ並行世界だからこっちと同じになるとは限らないんだがな)」

チェンゲ號「じゃあな」
ネオゲ號「どうやって帰るんだ?」
チェンゲ號「こっちの真ゲッターから転送してもらう」
ネオゲ號「へー、もっとゆっくりしていけばいいのに」
チェンゲ號「こちらの世界は一回滅びかけて、今は復興の工事なんかで凄く人手不足なんだ。早く戻らないと迷惑をかける」
ネオゲ號「あー大変なんだな、ってこっちも戦争のあと結構ボロボロだけど」
チェンゲ號「お互いいろいろあるだろうが、そっちも頑張ってくれ」
ネオゲ號「ああ、わざわざ来てくれてサンキュ、元気でな」
チェンゲ號「ゲッターの導きがあれば、また会えるだろう。もっともその時は戦場でしか会えないが」
ネオゲ號「ははは、そうだなー」
チェンゲ號「元気で」
ネオゲ號「元気で」




































號と號の会話が描きたかったんですがわけわからん結果に。


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