キースと女体化ブルー。

ブルー「キースキースー」
キース「(この顔は何か企んでる顔だ…)何ですか」
ブルー「女になっちゃったー」
キース「…どうしたんですか、いきなり」
ブルー「えーと、ハーレイがミュウ向けの薬を作ってるんだけどさ、サンプル飲んだらなんでかこうなっちゃった」
キース「(最早突っ込む気力も起きない…何作ってるんだハーレイさん)それはそれは」
フィシス「まあ困ったわね、でも私は女の子でも構わなくてよ。ブルーはブルーだし」
ブルー「ありがとうフィシス。なんて君は優しいんだ、キースなんて固まってしまったというのに」
フィシス「若者に適応力を求めすぎるのは老人の悪い癖よ、ブルー。誰だって父親が女の子になってしまったら戸惑うというものです」
ブルー「ああ!(よろめく)僕はなんて浅薄だったのだ!許してくれ僕の愛しいキース、
僕とてショックじゃないわけではない、ただ、君にだけは理解してほしいと思ってまっさきに打ち明けたのだよ」
キース「(自分に酔ってるな…)いえ驚いただけです、フィシスの言うとおりブルーはブルーだ、
体格がちょっと小さくなっただけでなんら変わりはありませんよ」
ブルー「そうなんだよ!キース!女の子になってわくわくしておっぱいをもんだんだ」
フィシス「いきなり大胆ですわね」
ブルー「なんとびっくり、胸がない!」
フィシス「(胸元を覗き込んで)…正確に言うと、これは貧乳ですわ、ブルー」
ブルー「女の子って!みんなフィシスやエラやブラウやニナのようにおっぱいボーンだと思っていたのに! このソルジャー・ブルーに何たる仕打ちだ!数百年の人生の中で一番衝撃的だったよ」
キース「(世の貧乳女性を何だと思っているのだ)……」
ブルー「しかし落ち込んでばかりもいられない、この体を活かしてなにか出来ないかと考えたのだ」
フィシス「流石ソルジャー、精神がお強い。素早い立ち直りですわね」
ブルー「フィシスとユニットを組み、以前より考えていた二人でのCDデビューをしようかと思う」
フィシス「歌って踊れるミュウの偶像、まさにアイドルを目指すわけですわね」
キース「…えー、と、なぜアイドルなんですか?」
ブルー「娯楽だよ、娯楽。ミュウ達は慣れない地球生活でストレスが溜まっている。 それを発散させる所が必要なのさ。アイドルコンサートは格好の場だ」
キース「今のソルジャーはジョミーでしょう、なんで貴方が」
フィシス「それがねキース、ジョミーにミニスカパンチラ衣装をあげてアイドルになってって依頼したら丁重に断られてしまったのよ」
キース「それは僕でも断ります」
ブルー「だから今度こそ女の子になったことを活かして、僕たちがアイドルになるのさ」
キース「それも仕事ってわけですか」
フィシス「そうよ、理解してあげてね」
キース「仕事内容が極端ではありますが…努力します」
ブルー「ユニット名はミュウ☆キュアでどうだろう」
キース「ぶっちゃけありえないです」








戻る
inserted by FC2 system